#6 たった1分で相手をやる気にさせる話術 PEP TALK
お世話になっている杉浦永子先生のご紹介で講演会に参加し購入しました。
<研修会風景>
ペップトーク(Pep Talk)は
スポーツ選手を励ますために指導者が試合前や大事な練習の前に行う短い激励のメッセージのことを指す。現在は語学と心理学の分析も進み、アメリカではセールスマンの営業研修やIT技術者のモチベーションアップ研修にも取り入れられている。語源はpep(元気)、pep up(元気づける)という言葉から来ている。
アメリカでは、アスリートを指揮する監督やコーチは、人種問題や言語の問題など日本では想像できない障壁が多くあった。また、NFLやNBAが顕著であるように、監督やコーチよりも年俸・人気・実力のある選手たちをまとめて、チームを勝利に導くためには、日本のように「上から目線」で指示・指導するのではなく、選手ひとりひとりが持つ能力を遺憾なく発揮させるかが重要なポイントになっていた。(Wikipediaより抜粋)
実は娘がテニスを始めて、妻も元々テニス選手。自分がやってきたことを人に教える、応援する立場になり、親であり指導できる立場の妻の参考になればと思い購入しました。
でも先に自分が読んで、「奥さんに本を読んでもらうためのペップトーク実践」をしようと思ってます(笑)
ちまたではよく「モチベーション」や、「やる気」という言葉が使われています。
社会人になってからも、会社に行くと同僚から「今日はモチベーションがあがんないんだよ。」とか、上司から「今の会社はこういう状況だけどやる気をだしていこう」だとか、アルアルのことです(笑)こういう時にペップトークが活躍できるようです。
内容は、、、
1.人のモチベーションが上がるメカニズムには「承認欲求」・「貢献欲求」が満たされることであり、相手の存在を認めることが信頼関係の根本である。
2.ペップトークを使って相手と接することによって、その相手は、「自分はできる!」という方向に誘導し、本来の力を発揮させることができる。
3.このペップトークを扱うには、5つのルールを守り4つのステップを踏んで実践する。
<5つのルール>
①ポジティブな言語を使う
②短いフレーズを使う
③わかりやすい言葉を使う
④相手が一番言って欲しい言葉を使う
⑤相手のことを本気で思って関わる
<4つのステップ>
4.相手のその時の状態でスイッチが違う
この本は、自分自身の「気持ちの切り替え方」や、指導や統率する立場の人が部下や生徒等に「その人の成果や力を発揮させるひと押し」の工夫が書かれております。実際に著者が体験された物語の部分があるので、非常に読みやすい本でした。
また、研修会では、人のタイプをエニアグラムで4タイプに分けて実践もあって楽しかったです。
以下ペップトークが使われているところを、YouTubeでリンク貼りしています。
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